2023.11.29

去る8月24日、夫 佐藤哲也が永眠しました。生前お付き合いいただいた方々と読者の皆様に感謝いたします。

10月の追悼ミサには、お知らせする範囲を絞ったにも拘らず大勢の方が参列して下さいました。また、お花を贈りたいというお申し出もいただきましたが、会場撤収の都合上お断りしなければならなかったことを心苦しく思っております。御寛恕下さいますよう。

本来なら「偲ぶ会」なども開くところですが、年明け1月に読書会形式で行いたいと思っております。詳細は早いうちにこちらと旧twitterでお知らせします。しばらくお待ちください。

また現在、著作の多くが新刊書店では入手できなくなっておりますが、Tamanoirのレーベルで出版を進めて参ります。

今後ともよろしくお願いします。

佐藤亜紀

アニシカ王 佐藤哲也

その昔、とあるところにそれは小さな国があった。あまりにも小さいので地図に載ったことがなかったし、旅行者向けの案内書にも載ったことがない——「あ」から「ん」まで、45の国をめぐる奇想の旅。

*この本は『異国伝』(二〇〇三年河出書房新社)の改題版になります。河出書房版は、原題を変更した上、一部を差し替えたもので、元の意図に沿った物では必ずしもなく、作者本人によってパブーで再出版される際、現在の状態に戻されました。ご了承ください。

*ペーパーバック版は紙媒体に加えて電子書籍のダウンロードができます。詳しくは奥付をご覧下さい。

Tamanoirのペーパーバックは神保町すずらん通りPassage by All Reviewsでも手に取ってごらんいただけます。また通販も可能です。アイコンをクリックするとサイトに移動します。

2017年京都大学で講義した内容を元に、「国民の神話」としてのあり方を離れた歴史小説の可能性を探る連載です。

10月31日刊行『黄金列車』について、色々書いております。

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